働くお父さん

うちの学生さんの研究と非常に近い研究を行っている方がいることを知り、セミナーにお呼びしました。
大阪大学の眞田さんという方で、まったく面識は無かったのですが、知り合いの知り合い、くらいの関係で、メールでお問い合わせをして、来ていただくことができました。
先方の方は投稿直前とのことだったのですが、とりあえず、ある程度近い研究内容のですが、後から出す予定のこちらの論文が出しにくいということはなさそうで、ほっとしました。

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夜の懇親会での会話で、近代哲学の有名な本などがまったく若い人たちに読まれていないことを知って愕然。
うーん、やっぱり、アカデミアとは何か、リベラルアーツとは……、あたりのことを、もっと伝えなければいけないのかなと反省しました。
アカデミアのポストが少ないと言われていますが、本当にそれに見合った人材が過剰にいるのかというと、そうでもない、という批判もありそうですね。

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明日は東京出張です。

小学校に上がった頃に父の職場が清水(現静岡市)になり、いわゆる単身赴任になりました。
まだ、世の中が週休二日ではありませんでしたので、原則として毎週、土曜日の夜に戻ってきて、日曜日の夕ご飯を早めに一緒に食べて帰って行く、という生活パターンでした。
「もっとゆっくり過ごしてくれればいいのに」と思ったことも、「日曜日にどこにも連れていってもらえない」と不満を感じたことも、数え切れないくらいありましたが、片道数時間かかる、その生活を10年以上続けたのは、経済的にも体力的にも大変なことだっただろうと、今は理解できます。
母方の祖父母と一緒に暮らしていたことは幸いでした。

ただ、平日に父の姿が無いということが、父の影響が少ないということであったかというと、まったくもってそうであるとは言えないと思います。
父が読んでいた本が、すべてではないにせよ家にあり、そういう空気の中で育ってきた者にとっては、大人になるということは、難しい本が読めるようになることだと自然に思うようになったのでしょう。

とりとめのないエントリーになりました。
by osumi1128 | 2008-05-14 00:03 | 雑感

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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