城所先生の講義、プロフェッショナル、東北大学環境GCOE
2008年 06月 26日
城所良明先生による「英語論文の書き方指南」です。
科学倫理から始まったことが印象的でした。
いずれ、東北大学インターネットスクールISTUでも見られるようになるとのことです。
研究室のミーティングの日だったので、実践編まで聴けなかったのが残念。
冒頭ではチャールズ・ダーウィンの言葉を引用されていました。
A naturalist's life would be a happy one if he had only to observe and never to write.
「he」で受けているところは今風なら「he/she」とすべきところではありますが(←立場上、一応、突っ込まないと)、こういう風に思っているbioogistsは多いかもしれませんね。
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さて、夕ご飯を家で食べながら、録画しておいた「プロフェッショナル」の6月24日放送分を見ました。
「プロフェッショナル日記」の方で「涙の収録」と言われていた通り、ゲストもホストのすみきちさんもうるうる。
茂木さんの目も、ちょっと普段とは違う感じだったかも。
「ホスピスの世界にこの人あり」と言われている癌専門看護師である田村恵子さんは、とびきりの笑顔が輝いていらっしゃる。
一人になって涙を流し、それを拭いて、また次の患者さんに向かう。
……こういう方こそ、天職に就いておられるのだろうと想像します。
大学進学の前に「医師や看護師は向いていない」と思っていました。
癌の患者さんやそのご家族の心の痛みや辛さを支えきれる強さなんて、絶対無い、一緒に泣いてしまうから無理、と。
今は、歳をとって、少なくともラボの中で「自分が先に泣いてはいけない」と言い聞かせられるようになったかもしれません。
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東北大学生態適応グローバルCOE「環境激変への生態系適応に向けた教育研究拠点」のキックオフシンポジウムが明日15:00より仙台国際ホテルにて開催されます。
昨年の私たちのキックオフは7月19日だったかと思いますが、さらに早いですね……(*^_^*)
詳しくはこちらをご覧下さい。
さて、今月のうちになんとか、溜まっている原稿を書かないと……。
某出版社の方からは「神経科学学会の折にご状況された際、お目にかかってお打ち合わせを……」とプレッシャーをかけてこられました(^_^;