骨董屋に立ち寄れたことなど
2008年 07月 02日
本日は朝9時から用務があり、2キロのMacBookプラスバッテリーその他の入ったトートバッグを持って(涙)、乗車率120%の中央線に乗りました(溜息)。
改めて思いますが、首都圏の通勤にかかるエネルギーはたいへんなものですね。
でも、そんなエネルギーの放散が芸術や文化を生んでいるのかもしれないし。
それにしても、洞爺湖サミットの影響で、東京の警備態勢もものすごいものでした。
JRの各ホームにも、各改札口にも、そのほかにも警察官が立っていましたし。
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会議は珍しく予定の時間よりも1時間以上早く終わったため(ラッキー!)、予約してあった新幹線の時間まで間がありましたので、八重洲からほど近い日本橋の骨董屋Kに立ち寄りました。
このお店は、一番最初に須恵器を購入したところです。
いつも展鑑などのご案内を頂いているのですが、最近忙しくて本当に不義理していますね。
昨年は東京美術倶楽部の東美特別展の折に出向いて、古染付のお皿を買ったのでした。
担当の方にひとしきり近況報告し、「あの須恵器は無事でした」とお伝えしたところ、「ああ、良かったですね」と安心されていました。
話が最近の骨董・古美術の世界から、NYサザビーズのオークションに飛び、「そういえば、村上隆の作品が16億円で落札だったですよね?」と振ったところ、まあ、いろいろな事情がありそうでした。
これから開かれる東京国立博物館の特別展「対決-巨匠たちの日本美術」のお話などを伺い、さらに、最近は海外の美術商が中国の古美術を求める際などにも、「日本での伝来は?」「箱書きはあるか?」などを気にするようになったと聞きました。
「本当は、<鑑賞陶器>というのは、お茶で好まれるお道具などと違って、そういう伝来など必要としないような美術品だったはずなんですが……」
時代とともに、また、世界がグローバル化するとともに、変わっていくものもあるのでしょう。
訪れたお店の様子は、いつもと変わらず、床の間に掛け軸と季節のお花が活けてありました。
もちろん、そのアイテムは季節ごと、ほぼ毎日変わるのでしょうが。
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さらに、東北大学の東京オフィス@サピアタワーに寄ってインターネットにアクセスし、午前中の分のメールチェックと返信を済ませてから仙台へ。
サピアタワーは東京駅直結ですが、さらに、東北新幹線ホームまでダイレクトな改札口があります!!!
ただし、一番北寄りなので、こまち号寄りになってしまうのですが。
あ、サピアタワーのオフィス受付がある3階にもスタバあり。