七夕の夜に:北斗七星のロゴマーク
2008年 07月 07日
でも残念ながら仙台も空には雲がかかっていて、織り姫と彦星のランデヴーは難しかったのでは?
研究室は今週のNeuro2008に備えてリハーサルのオンパレード。
こちらは他に医学部パンフレットの最終打合せ。
それから、NHKのラジオあさいちばんの「日曜訪問」のインタビューをキャスターの佐治真規子さんから受けました。
かつて「アナウンサー」(←古い?)に憧れた者として、プロのキャスターさんにお会いするのはテンション上がります(笑)。
この年になって、いろいろと「プレゼン」するのがその代わりでしょうか?
ちなみに、今週はプレゼンウィークで、週に4日プレゼンがあります(授業含む)。
まだ4つ目のプレゼンアイテム(Keynote予定)が出来上がっていませんが(汗)。
で、本当は「サイエンスを実行するのは<人>」とか、人材育成がすべての基本、などと言いたかったことで言い残したことがたくさんありました(涙)。
難しいです・・・
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お知らせしていますように、明日は東北大学脳科学GCOEのサテライトシンポジウムをNeuro2008と同じく東京国際フォーラムにて開催します。
ところで、東北大学脳科学GCOEのロゴマークは、「COE」が含まれている脳を表す部分に、北斗七星を組み合わせています。
実は、このロゴマークは、東北大学医学部脳科学協議会という組織のロゴマークを元に作成しました。
数年前にNPO脳の世紀推進会議が主催する「世界脳週間」の仙台版の企画についてお引き受けした際、「そうだ、ロゴマークを作ろう!」と思って、とあるデザイナーさんに「こんなイメージで」とお願いしたのでした。
そのときは実は「COE」とは読めなかったのですが(笑)、きっと東北大学脳科学GCOEが設立できたのは、そのような運命だったのでしょう。
ところで、何故「北斗七星」だったかというと、東北大学医学部のロゴマークが「北斗七星」なのです。
(丁度良いロゴマーク画像が見つからないので、こちらでご勘弁を!)
ところが、先ほどちょっと探すと、東北大学と北斗七星は、他にも使われている部局(というか組織)がありました。
それは、本部の国際交流部留学生課が発行している(いた?)パンフレットの名前でした。
関係webサイトには、以下のように由来が書いてありました。
「北斗七星」の由来
このNews Letterの題名『北斗七星』は、大熊座(Urasa Maior)の星群で、西洋ではGreat Dipperなどと呼ばれています。形が整っていることのほか、北極星(Pole Star)を指し示しているため、夜の旅行者などに方角を教える星として、古くから親しまれてきました。
1907年に東北大学が仙台に創設されたとき、市民は盛大な開学式を祝うことによってその喜びを表しました。このとき歌われた開学祝賀歌は、東北大学を天の中枢(北極星)を指示する北斗の姿になぞらえ、東北の地平線から昇るこの星にちなんで“東北の光”と讚えたのでありました。
つまり、北斗七星は、北極星のように輝く不動の真理を求め、さらに広く世人の道しるべとなろうとするこの大学の理念を象徴しているのであります。
なお、表紙の題字は故本川弘一学長の筆によるものですが、『北斗七星』創刊に際して先生が、「この連絡のとれた行動をする美しい星群のように、留学生諸君も美しいつながりを持ってほしい。」と希望されたことばは今も忘れることができません。
この、本川先生は第12代の総長(昭和40-46年)ですが、医学部のご出身です。
やっぱりその関係だったということで、ちょっとほっとしました。
もう一つ見つけましたのは、昨年まで行われていた「東北大学百周年記念事業」のものでした。
東北大学の今のロゴマークは「グローバル萩」と言いますが、北斗七星も良いものだと思います。
メインカラーの一つ紫でポジ版のもの。
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「標語」を作るのも好きですが、「ロゴマーク」も大好きですね。
「新しい酒を古い革袋に入れてはならない。また、古い酒を新しい革袋に入れたりはしない」とはキリストの言葉だそうですが(←K先生、合ってますか?)、新しい組織を作るときには、新しいロゴマークが欲しくなります。
こちらはCRESTプロジェクトのロゴマークです。
脳とネズミと遺伝子をイメージしています。
工学部のSさんに作っていただきました。
こちらもSさんに作成いただいたMORIHIMEのモデル事業のもの。
「ハードリング支援事業」にちなんで、ハードルしている女性です。
さらにこちらはハードリング支援事業のサイエンス・エンジェルのロゴマーク。
一応4色用意して、シールやクリアファイルも作成し、オープンキャンパスで女子高校生に配布しました。
うーん、七夕にちなんでというより、ロゴ集になってしまいました(笑)。