センダイウイルス
2008年 08月 02日
数日前にがん化しにくいiPS細胞作製に道、産総研が新タイプという記事が載っていたのですが、この研究で用いられた遺伝子導入用のウイルスは「センダイウイルス」です。
その名前からご想像できるかと思いますが、このウイルスは確かに仙台に縁があり、東北大学の元総長でもあった石田名香雄先生が発見されたものです。
かつては「細胞融合」に用いられたのですが、現在ではポリエチレングリコールに取って代わられたので、若い方はセンダイウイルスをあまり知らないかもしれませんね。
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先日、お鮨屋さんで超大きなムラサキウニを見せて頂きました。
ちなみに、ウニは皆さん「雌を食べている」か「雌雄同体」と思っている方が多いと思いますが、本当は雄雌別で、食している部分は濾胞の部分で、それは雄でも雌でもあまり変わらないのだそうです。
画像の左側は通常の大きさ。
