附高同窓会@仙台(企画中)
2008年 08月 10日
大学のオフィスと自宅と両方とも、やや破綻を来してきたので、ここで一気にリセットをかけないと。
細胞についての授業をするときなどに実感することですが、「あるべきものが、あるべき処に落ち着いている」ためには、多大なエネルギーが必要で、そうでないとエントロピー増大の方向にシフトしてしまうのですね。
細胞や生物が生きているというのは、まさに、ひたすら「お片付け」している訳で、その中には「ユビキチン系」などの「お掃除システム」もあり、それが破綻すると老化だとか、アルツハイマーだとかになるってことだと理解しています。
なので、お掃除システムが働いていない状態というのは、良い機能を営むのにとてもマイナスであることは重々承知しているのですが、なにせ、インプットの情報量がものすごくて、各種ポスターやら報告書やらを「チラ見」して処分するだけでも求エネルギー反応です。
大学には秘書さんがいて下さるのでまだ良いのですが、自宅にはジーブスがいないので……。
森博輔のS&Mシリーズに出てくる、西之園萌絵の執事のおじさま(名前が出てこない……)でも良いのですが。
(まったく、この登場人物設定が妙にツボにハマってしまったおかげで、S&Mシリーズを制覇してしまったのでした)
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先日のオープンキャンパス@星陵キャンパスは2日間で合計4000人の人出になり、大盛況でした。
今年から保健学科と統合されたことも影響しているかもしれません。
模擬講義に行こうとしたとき、会場前で意外な方にお目にかかりました。
それは、もう随分長いこと会っていない、高校の元同級生のOさん(旧姓で)でした。
「あれー、どうしたの?」「うん、ほら、息子がこちらにお世話になっているから。しかも、アドバイザーが偶然、テンコちゃんだというし……もしかして、会えるかなと思って……」「うわー、嬉しい! 有難う。本当に世間って狭いねー。息子さん、大学生なんだー。すごーい」「うん、次男なんだけどね。上はXX大学に行っていて……」
などという会話をひとしきりしたのでした。
それから1週間くらいたったとき、同じ高校の44期(! わ、若い!)という研修医のSさんという方からお電話があり、「同窓会をしたいと思っているのですが……」とのこと。
「あ、是非やりましょう! 他にも数学科のK先生のそうだし」ということで、8月末か9月にセッティングされる予定です。
母校にはしばらく行ったことがありませんが、同じ空間で学んだことのある方達とは、いっきに話がはずみそうです。
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本日の画像は、コールド・スプリング・ハーバーのキャビンと講堂の間の道ばたに咲いていたお花です。
