広報室開所式兼第1回メディア懇談会ほか
2008年 10月 07日
ノーベル賞だけが大事だとは思いませんが、例えば、戦後の復興期に物理学において湯川博士、朝永博士が受賞されたことが、同じ分野の研究者だけでなく、当時の若者をいかにencourageしたかと考えますと、これほど優秀な日本の生命科学系研究者がいながら、未だに(海外で為された研究を元にした利根川博士を別として)医学生理学賞で受賞された日本人がいないことに、改めて残念な思いを抱きます。
そんな日に、実は医学系研究科・医学部の広報室開所式兼第1回メディア懇談会を開催しました。
メディアの方々の出席を鑑みると、もう少し日程を考えるべきだったのかもしれませんが(苦笑)、研究科長のご都合等もありましたので、本日の設定となりました。
10月1日に東北大学大学院医学系研究科・医学部のホームページをリニューアルオープンしましたので、それらを含めてのお披露目でした。
本日、ご講演頂いたのは、小野寺先生(西多賀病院副院長)で、先日採択されましたCRESTのプロジェクトの方向性についてでした。
ナノテクノロジーを駆使した磁性体を利用し、脊髄等の軸索再生を促す技術開発に関するものです。
学内の広報担当の方々や、関係各位にお集まりいただいて、和やかな会になりました。
広報室は「親身の広報」「日々是発信」(某学習塾風標語)をモットーに頑張ります!
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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昨日の日経新聞の訃報に、吉田直哉氏のことが載っているのを目に留めました。
吉田氏はNHKのプロデューサーで、いろいろな著書もおありですが、東北大学医学部卒で癌研究の第一人者である吉田富三先生のご子息でした。
2005年のブログで取り上げさせていただいたのですが、大変残念です。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
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なお、昨日のエントリーの「牛」は以下のプロジェクトのものでした。
Cow Parade Tokyo Marunouchi 2008
9月5日から10月19日までだそうです。