ノーベル物理学賞日本人3人受賞!
2008年 10月 07日
ランチタイムは大隅英語塾。
本日はScientific Americanのpodcastingを教材に、聞き取り中心のレッスン。
その後、学生さん、ポスドクの人たちとのディスカッションが4名。
その後、片平キャンパスでとあるプロジェクトチームの会議。
……というような具合なのでした。
さて、本日の話題は、なんといってもノーベル物理学賞日本人3人受賞に尽きるでしょう。
米シカゴ大名誉教授で大阪市立大名誉教授の南部陽一郎博士、高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)素粒子原子核研究所の元所長・小林誠博士、京都大名誉教授で京都産業大理学部教授の益川敏英博士の3名でした。
おめでとうございます!!!
きっとしばらくはこの話題で持ちきりでしょうね……。
先ほど、それぞれの方のお名前で検索しましたら、Wikipediaにすでに「2008年、ノーベル物理学賞受賞」という情報がアップされていて、うーん、さすが、と思いました。
医学生理学賞が日本人にとって難しいのは、言葉の壁もあるのかな、と思うことがあります。
化学なら、反応式があり、実際に物を作れたら言葉はいらない、的なのかと。
物理なら、数式があり、実際に測定できたら言葉はいらない、のかと。
医学生理学=生物学の世界では、数式にならない部分を言葉で埋めなければならず、その際に、母語ではないのは圧倒的に不利な点もあるかと。
それにしても、これで一気に物理分野では3人、日本人ノーベル賞受賞者が増えたことは、日本の科学技術政策に大きな影響を与えることは必至と思います。
キャンペーンを張れる人間が、一気に3人増えるのですから……。
頑張れ、日本のライフサイエンス!
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本日の話題とまったく関係のない画像です(笑)。
仙台のメインストリートはとっても整備されているのですが、それは第二次世界大戦の空襲で一旦焼け野原になっているからなのですね。
地図が描かれているのは「河北新報」という地元紙の本社の建物です。
「河北」というのは「白河より北」という意味で、この地図では仙台が白河以北の中心、という精神を表しているのでしょう。

この通りは東二番丁という南北に走る通りです。
ちょうど、中央分離帯の街路樹の手入れをしているところでした。
メンテナンスには手がかかります。
