そして北京から帰還

無事に帰って来られたことにほっとしている。
よくよく考えてみれば、かなり無謀なスケジュールだった。
水曜日:仙台→伊丹→神戸
木曜日:神戸から東京日帰り(会議2つ)
金曜日:朝イチのシンポジウム@神戸→東京でもひとつ市民向け講演
土曜日:成田→北京で講演
日曜日:北京→成田→東京→仙台
ボトムラインを「何も無くさない」ことに置いて、その目標は無事に達成されたことに、安堵の念を覚える。
講演3つがトラブル無く無事に終えられたことも、神様、仏様、ご先祖様、関係各位に感謝だ。
今回の北京1泊では、用心してexciteブログは開かなかったせいか、ネット環境で困ったこともなかった。
前回、北米神経科学学会の出張の往路で、すわ、MacBook Airを紛失か?と慌てた理由の一つが、伊坂幸太郎の小説を成田の書店で購入して、飛行機に乗る前から読み始めたことだったので、今回、最新作の『モダンタイムズ』は、どさまわりの間ずっと、キャリーバッグの中に仕舞い込んで、「最後のお務めが終わるまでは読みません」宣言を自分の中でし、それを忠実に守ったことも良かったのかもしれない。
北京での講演と夕食会を終えてホテルに戻ってから読み始め、帰りの飛行機と成田エクスプレスと東北新幹線の間で読破した間に、なんとなく口調が影響を受けてしまった、ので、そろそろ止めましょう(笑)。

*****
宿泊したのは北京大学の運営する新しいホテルで、やたらとゴージャスでした。
もちろん、中身は専門家が取り仕切っている訳ですが、大学関係行事扱いのためかお値段はリーズナブル(←支給される宿泊費の範囲)。
インテリアなどは今時のアーバンっぽいテイストで、非常に広いのが有り難かったです(←閉所恐怖症)。
しいていえば、お部屋や廊下やロビーやらに架かっているアートが「写真」というか、画像を光沢紙に印刷しただけのものを額装しているのが、経費切り詰めっぽい感じでしたね(笑)。
あとは、ビュッフェの朝ご飯を食べていると、お皿が空いたのを見つけると、従業員(たくさんいます)がすぐにつかつかと寄ってきて、何も言わずに持って行くのが、「ちょっと、それは、サービスとは言わないでしょ」というネガティブな印象。
カスタムサービスのオムレツ頼んだら、卵焼き風だったのは仕方ないとしても。
スマイルがタダになる日はまだ遠いかも。
……とはいえ、日本の大学、グローバルな世界の中で、本当にこのままで大丈夫か?と、改めて思った次第です。

今回の北京の用務は「日本東北大学フォーラム」が北京大(北大と略します)と精華大と、日本学術振興会北京研究連絡センターの共催で行われ、そのための講演でした。
先日、復旦大学から来たビジターに「你好。我的名字是大隅典子」という中国語での挨拶を教えてもらって、冒頭に折り込みました。
聴衆は、かつて東北大学に学んだり務めていた方々で「日本東北大学校友会」の開催にジョイントしたイベントでした。
ちなみに、「日本」と付くのは、中国にも「東北大学」があるからです。

*****
遡ると、その前の日の学術会議のシンポジウムは、公開だったのですが、参加者がかなり少なく拍子抜けでした。
昨年に同様のシンポジウムを行ったときは、同様に平日昼間でしたが200名くらいの定員を大幅に超える参加希望があったので、今回は周知を控えたとのことでしたが、うーん、難しいものですね。

東北大学は中国向けには「魯迅」というキーワードを使います(笑)。
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北京大の先生の講演。
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こちらが泊まったホテルのロビー。あちこちクリスマスの飾り付けでした。
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by osumi1128 | 2008-12-14 23:52 | 旅の思い出

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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