女性研究者支援システム改革加速プログラム

<女性>研究者にとって、と限定してよいのか、逆に、一般化できるのかわかりませんが、自分にとって仙台ライフの良いことの一つには、「ちょっとご飯でも食べながら相談できる」ことがあります。
人口がちょうど100万人、平均通勤時間が30分、適度な人口密度と職住近接が両立し、首都圏ほどお洒落ではないけど美味しいお店に不自由しないことに加え、職場の内外に女性の友人が充実しているからです。

昨晩も、「今年もう一回くらい、美味しいものが食べたい」という希望を述べていたK先生に「今晩いかが?」メールを送り、「じゃあ、8時から」というセッティング。
「立町つくし」という、ちょっと街中からははずれたところにあって落ち着いていて、女性シェフのお料理が美味しいお店に予約を入れました。

で、「中期目標・中期計画はどうしよう?」とか、「女性研究者支援システム改革加速プログラムの公募、始まったね」などという相談やら、ちょっとした愚痴やら、話すことには事欠かず、気付いたらシンデレラタイムを大幅に超え……。
歩いて帰ろうか迷ったのですが、タクシーを選択して帰ってきました。
1000円前後の距離というのは「食住近接」です(^-^)

*****
さて、「女性研究者支援システム改革加速プログラム」というのは文部科学省振興調整費のプログラムのうち、「1.若手研究者養成システム改革」の次に掲げられている「2.女性研究者支援システム改革」の一つです。
「(2-1)女性研究者支援モデル育成」が従来の「モデル事業」と呼んでいる施策ですが、そちらに加えて新たに立ち上がりました。
(2-2)女性研究者支援システム改革加速
多様な人材の養成・確保及び男女共同参画の推進の観点から、特に女性研究者の採用割合等が低い分野である、理学系、工学系、農学系の研究を行う優れた女性研究者の養成を加速する必要がある。
 本プログラムを実施し、機関におけるシステム改革に効果的な分野・規模で当該女性研究者の採用を行うことにより、人材の多様化、研究の活性化及び男女共同参画意識の醸成、さらには、機関として本来取り組まなければならない柔軟な組織編成や環境整備等を同時に促進し、総合的なシステム改革の構築を目指す。

公募要領等についてはこちらをご覧ください。

この施策の立ち上げには、多くの方々が各方面で努力をされてきました。
とくに、国の予算の中で「人件費削減」方針が原則とされている情勢において、このような文科省のプログラムを認めてもらうためには、財務省との間にかなり厳しい折衝があったのではと想像します。
関係各位のご尽力に心から敬意を表します。

12月26日の御用納めぎりぎりに公募要領発表というのも、うーん、なかなかの仕事ぶりです。
公募締切が2月26日ということで、あまり時間がありません。
学内調整など年明けから急がないといけませんね。
by osumi1128 | 2008-12-30 11:21 | 科学技術政策

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