岩手医科大学にて講演
2009年 02月 10日
私の場合、何か課題を与えておいて、ある程度、脳に負荷をかけた日々があり(数日の場合も、数週間も、数ヶ月の場合も)、そこに突然、何かの刺激が加わると、あら不思議、面白い「解」が出てくる、というパターン。
この場合の「刺激」は、考えていることそのものとは、全然関係なかったりするので、そこが面白いなと。
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女性研究者加速プログラムの申請に向けて、コアメンバーでブレストしたり、事務方と調整したり、理事のところにご説明に伺ったり、という準備が進んでいます。
今回は「世代交代」の予定です。
バトンは順番に渡していかないと……。
私自身は学内のT先生や、学会関係のO先生などからいろいろ教えて頂きました。
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本日夕方、東北新幹線をいつもと違って下りに乗り盛岡へ。
岩手医科大学医師会学術講演会にて共同参画関係の講演をしてきました。
岩手医科大学は、医学部、歯学部、薬学部を擁する私立の医療系総合大学です。
宮澤賢治の初恋の人が、実は関係する岩手病院の看護師さんだったということをHPを見て知りました。
大正3年3月、19歳の宮沢賢治は岩手病院で鼻の手術をした。手術後発疹チフスの疑いでさらに2ヶ月入院した。賢治は入院中ひとりの看護婦に片思の初恋をして、多くの恋歌を作った。
文語詩「岩手病院」は晩年の病床で作られた。
(岩手医科大学40年史126頁参照)
さて、この手の講演の男性比率は少ないのが一般的ですが、今回は岩手医科大学医師会の理事会か何かとセットにして組んで頂いたため、学長先生、岩手医科大学医師会会長の先生、同理事の先生をはじめ、男性の方が多いくらいでした。
司会をして下さった理事の先生は、奥様が歯科医師とのご関係から、歯科の方々もご参加下さいました。
ちなみに、司会の先生は拙ブログをご愛顧頂いているとのことでした
岩手県は女性医師就業支援事業を展開しています。
せっかく育成した女性医師が、育児との両立ができないで離職することは、国家的損失です。
医師不足の折しも、離職された女性医師の復帰支援は大切ですね。
お世話下さったK先生ほか皆様、有難うございました。