リヨンにて〜ヨーロッパの路地考
2009年 04月 21日
1時間10ユーロのインターネットに繋いでいます(涙)。
値段が高いことだけでなく、英語版がちゃんと対応していないなど、この国でのアクセスには神経を使いますね……。
*****
今回の最初の訪問先はボジョレーワインでも有名なリヨンです。
実は、ローマ時代には首都だったということで、パリよりも古い歴史を誇っているとのこと。
残念ながら初日は22:10着のフライトで入り、翌々日の朝7:15に発つという短い滞在だったので、古い遺跡などを観に行くような余裕はなく、朝からインサ工科大学リヨン校の共同研究者の元を訪れて、東北大学—インサ・リヨン校の連携プログラムについての打合せと、セミナーをしてきました。
理工系のグランゼコールであるインサ・リヨン校は工学系や材料系が強い大学で、東北大との交流は、20年ほど前は研究者ベースだったのですが、昨年に連携についての締結を行いました。
今後はダブル・ディグリー等の教育レベルの連携を深めていく予定です。
この夏にサマースクールを開校し、東北大からの学生を15名程度、2週間ほど受け入れることになっています。
フランスへの留学のメリットとしては、お互いに英語が母国語ではないので対等な関係が築けること、なんといっても食べ物が美味しいこと、米国や豪州にはない歴史と文化に触れられることなどがありますね。
今回はライフサイエンス系の連携先について、脂質科学関係のMichel Lagarde博士のところと情報交換をしました。
ランチは打合せも兼ねて、いわゆるファカルティー・クラブで頂きました。
昼からワインがサーブされるのがラテン系の国らしい。
もっとも、午後にセミナーですからあまり飲めませんが(苦笑)。
前菜が生ハム、メインは鶏のカレー煮込み、クスクス添え、デザートにタルトタタン(林檎のタルト)。
ちゃんとコースになっているのがさすが。
14:00からのセミナーには30名くらいの学生さん、ポスドクの方、PIの方が参加。
アラキドン酸による神経新生向上効果について話しました。
さらにディスカッションをしてから、一旦ホテルに戻って、メールの処理やら何やら。
あっという間に夕ご飯の時間……。
夕食はLagarde博士と奥様、同じラボのPI格の部下に相当する助成、日本人ポスドクのMさんとご一緒に、旧市街に出掛けました。
ローヌ川の近くになります。

Old CItyにはこんな感じの石畳の細い路地が。いかにもヨーロッパの歴史のある街の雰囲気を醸し出します。

右側の白髪の紳士がLagarde博士、左側がNathalieさんです。
こういう石畳って、それにしても歩きにくいですね〜。
日本の平らでつるつるの道路に馴れてしまっていることを実感。
逆に、本場で作られる皮底の靴は、日本では滑りやすくて困るのですが、こういう石畳を歩くなら問題ない訳ですね……。納得。
こんな感じの外にも席のあるレストランが集まっています。

お食事を頂いたのは、こちらのこじんまりとしたレストラン。

前菜には「リヨン風サラダ」を頼んだのですが、どこがリヨン風かというと、ポーチドエッグを載せてあるところらしい。
日本風に言えば「温玉サラダ」ってことね。
で、メインディッシュはやはり、その土地の珍しいものにしようと思ってオーダーしたのがこちら。

不思議な茶色い塊は、要するに豚の内臓等で作ったソーセージです。
リヨンに近いディジョンのマスタードのソースがかかっています。
味の方は、日本人Mさんが「お勧めしません」と言っていただけのことがあり(笑)、付け合わせのリヨン風ポテト(だったと思います。グラタンになっているもの)が一番美味しかったです。
デザートは、焼いたメレンゲ、アイスクリーム、その上に生クリームが載っかったものになってしまったのですが(←自分で頼んだくせに!)、ちょっと味が平坦で残念。
やっぱり、フランス語を勉強して、もっとちゃんとオーダーできるようにしたいです……(←リタイア後のwishing listに入れます)。
こちらは帰り道の路地。うーん、良い雰囲気♪

こんなゴシック建築の教会もありました。

遠くの丘にライトアップされているのはバジリクと呼ばれる聖堂。三脚などは使わないのでぶれてますが……。

夜景の川も魅力的です。

Lagarde博士、お世話になりました!
このお返しは仙台で!!!














